兄弟喧嘩した時どうする?!

こんにちは。Pikimamaのアリシアです。
今日は抱っこ紐とは全く関係ないトピックです!(笑)

兄弟喧嘩が凄くて・・・と悩むママ&パパ多いですよね。
我が家もそんな悩みを持つ一家です。

家の三兄弟、会ったことがある方はもうお分かりですが・・・結構な野生児です。
喧嘩も凄いし、すぐ怪我もするし、殴り合うし・・

兄弟喧嘩が始まった時、どうすればいいの?!
と困り果てて色んな育児書を読み漁りました。

そこで一番為になった本とそこで書いてあった対処法を紹介したいと思います。

こちらの作者、Dr. Michael Gurianは人間の脳の発達などに合わせて、年齢や性別ごとにあるお悩みを解決していく心理学者です。とても分かりやすい本やポッドキャストをたくさん出しているので、英語が分かる方にはオススメの一つ。我が家は男子3兄弟なので、男の子の育て方を読みましたが、喧嘩対策の部分は性別や年齢関係なく同じの様です。

子供に限らず、人は喧嘩をした際に言ってはいけない言葉を発したり、手が出てしまった場合は下記のような考え方のプロセスがあります。

カッとする→
手・言葉が出る→
ヤバイっ!今のは言っちゃダメだったな・叩いちゃダメだったなという後悔→
申し訳ないという気持ち→
謝る

この一連の感情を通して、人間は過ちを気づいて申し訳ない気持ちを育てていきます。
小さい子なら尚更、このプロセスを通してEmpathy(共感・情け)を覚えます。

でも兄弟喧嘩の際、カッとして手が出た時に親が『コラっ!だめでしょ!』と叱るパターンが多いですよね。

そうすると、ヤバイっという後悔と申し訳ないという気持ちに達する前に『あーもうお前のせいで叱られた!』とイライラする気持ちになってしまうそう。

そうなってしまうと、『申し訳ない』とう言う気持ちが分からないまま育ってしまうようです。

なので、兄弟喧嘩は放っておくと良い。

というアドバイスでした。

でも喧嘩をして怒鳴り合って、手が出てしまうと無視って中々難しいですよね。

実際叩いて、下の子が泣いている時とか怪我が発生した時とかどうしても仲介してしまう。
そんな時は、上の子(叩いた方)を叱る前に怪我をして泣いている方に『大丈夫?』と声をかけます。
たくさん抱っこして、治療をして、心配をしてあげると・・・
不思議と上の子は自然と一緒に心配をして、謝ってくれます。

もしそこで謝らなかった場合は、泣いている子が落ち着いた後に
叩いた子に
『今〇〇ちゃんはなんでこんなに泣いたのかな?』
『どうしてこうなっちゃったのかな?』
と冷静に質問をし、本人の口から
『僕が叩いたから』
と言ってもらいます。
その上で、なんで叩くことになったのかを両方から説明してもらい、お互いに非を認め合って円満に喧嘩が終わる。

もちろん親に余裕がない日は怒鳴ります(笑)
ママ頭おかしくなっちゃったのかなってくらい怒る時もあります(笑)
そして、みんなで喧嘩する日もあります(笑)

でも少し余裕がある日は、ゆっくりお話ししたり。

でもやっぱり、放置していると自然に喧嘩が終わってまた仲良く遊んでる時なんかもあって。
親が間に入ったほうが喧嘩が長引くパターンなんかもあったり。

謝りなさい!
と言うと意地になって謝らなくて、30分1時間いじけたり。
そんなになってしまうなら私は

『自分で謝れる時になったら言いにきてね。それまでは自分でじっくり考えてね。』
と言って放置します。

側から見ると、あのお母さん全然叩いた子叱ってない!
なんてダメな母親なんだ!

と思われることもあるかもしれないけど。

それでも自発的に申し訳ないと思い、謝れる子に育てるを目標に
我が家では今日も兄弟喧嘩を無視しています(笑)