
今日は赤ちゃんの五感を育てて、感性を育てるお話をしたいと思います。
長男を妊娠中に0歳から5歳までの脳の発達という本を読みました。

この本の中には、感性や5感は教えられて育つものだということが書いてありました。例えで使用されていたお話し2つ…
ヨーロッパとアメリカで虐待をされていた子供2人、この2人は暗い部屋に何年も閉じ込められ、必要最低限の食事と飲み物しか与えられなく育ちました。全く接点はないのに成長した時に共通したことがありました。それは2人とも熱い・寒いを感じないということだったのです。熱湯から取り出したジャガイモを素手でつかめ、大雪の中Tシャツで出ても大丈夫。そこで科学者は思いました。熱い・寒いなど肌で感じる感性までもが教えられて覚えるものなのか?と。
私はこの章を読んだ時にとても驚きました。
そして海外のお友達に話したところ、彼女はお手伝いさんの男性がオーブンから熱々のお皿を素手で出せると言っていました。虐待されていた子供ではないけど、貧しい村の出身の彼、子供の頃から仕事をしながら生きていくうち、熱いものを熱いと思うことなく育ったようでした。
上記で分かるように、私たちが日々普通だと思っている感性は親が教えてくれたからあるものであり、生まれ持ったものではないのです。
感性豊かな子どもに育つ為には5感をフルに使い、親の目線で日常生活を共有し、共感する。それが大切なのです。
季節ごとの雨や風の感覚や温度差を話し、
ママが飲む飲み物、これ冷たいね。これはあっちっちだよ。今日は暑いね〜汗だく!今日は寒いからジャケットの中に入ろう。
抱っこをしながらそんなお話をするだけで赤ちゃんは日常の感性を覚えます。
そして、この匂いなんだろう・この音はなんだろう・この色はなんだろう・この味はなんだろう・などなどとても大切な5感を鍛えていきます。
そして一番大切な、親との絆や愛情も覚えていきます。
いっぱいいっぱい抱っこをして、5感・感性・そして愛情を赤ちゃんに教えていきましょう♡