
初めまして、ライターの吉田なぎ沙と申します。
この度、『抱っこ紐✖️ファッション』をテーマにしたコラムをスタートすることになりました。
私自身の紹介は割愛しますが、一言で言えば【抱っこ紐最大瞬間風速11本】だったという、抱っこ紐を一通り使い通したマニアです。(詳しくは、VERY1月号「マイベスト抱っこ紐」をご覧ください。)
コラム初回は
- なぜ抱っこ紐ブランドで、ファッションコラム?
- ファッションライターがおすすめしたい、ピキママビギナーはこの1本
1. なぜ抱っこ紐ブランドで、ファッションコラム?
「パパとシェア前提の黒い抱っこ紐。ピンクのワンピースを着たいけれど、黒の抱っこ紐合わせは重い気がして…」
「おしゃれをしているはずなのに、抱っこ紐が原因で結局いつもと同じに見える」
VERY読者さん達と抱っこ紐について雑談したことがあるのですが、皆さん一様にファッション面の悩みを話されていました。機能や安全、そして利便性に富んでいる抱っこ紐は、もはや市場に溢れていて、そこにデザイン性や月齢に準じたアフターケアなどを加味すると、抱っこ紐の選択肢がグッと狭まってしまう。
乳幼児ママにとって合理的なモノトーンで全身固めていた当時の私は、どうしても長時間視野に入れる抱っこ紐だけはレオパードやミントグリーンなどの色柄モノで日常のモノトーンコーデに変化をつけたくて。でも実際にはママが求める条件が全て揃うオシャレな抱っこ紐を探すのは至難の業でした。
そんな時に出会ったのがピキママ。まず、その柄や色の豊富さに驚きました。
3児のママであり、私たちと同じ絶賛抱っこ期のピキママディレクター・アリシアさん。「産後=新婚時代だったから、旦那さんの前で本当はもっとおしゃれをしたかったの」という、何とも可愛い彼女のセリフを聞いて、ピキママのカラー選択肢の多さに頷けました。
このコラムを通じ、ピキママを手に取ってくださる方々にとって【抱っこ紐=ファッションアイテム】に昇華したらいいなという想いがあります。
もし、いつものママコーデに遊び心を足す余裕があるならば、『ニット1着諦めて、抱っこ紐を1本買い足す』『コーディネートを考える中で、抱っこ紐をその要素に加えて欲しい』ですし、個人的には『流行りのブラウスや、季節色のニットを買い足す感覚』でピキママを手にして欲しいと思います。
そんな抱っこ紐×ファッションについての想いを抱きつつ、今後このコラムを通じて、ピキママコーディネートや、使いまわし方をご紹介していけたらと思っております!
2. ファッションライターがおすすめしたい。ピキママビギナーは、まずこの色!
冒頭に、私自身が【抱っこ紐最大瞬間風速11本】と述べましたが、そのうち現役2本がピキママ。2歳3ヶ月(12kg)の双子男子に、半年ほど愛用しています。
抱っこ紐1本目として買うなら、まずは〈グレー〉がおすすめ。
ママパパが信頼するモノトーンコーデに違和感なく馴染んでくれて、季節の変わり目に着たくなるビビッド色やくすみ系にも合わせやすいカラー。育児疲れのくすみがちな顔周りも、この明るいグレーならレフ板効果でパッと華やいで見えるメリットも。
抱っこ紐2本目以降を探している方には、この〈Boxyホワイト〉がおすすめ。
柄モノ初心者でも、モノトーンカラーなら唐突感なくトライできます。今季はノーカーラーやVネックのコートが流行しているので、敢えて抱っこ紐をスカーフやストールみたいに見せるなんていうのもオシャレ。コートの下に忍ばせておける薄さなので、付け外しの必要もないんです。
ちなみに私のピキママ1本目は、この白黒チェックのBoxyホワイト。
モノトーンコーデ、デニム、マリハのサマードレス、ジェームスパースのタイトなワンピースなど、柄モノなのにどんなコーディネートにも案外すんなり合い、沈みがちな冬のモノトーンコーデですら、グイッと引き上げてくれるので本当に重宝しています。
2022SSの新作は、花柄やイエローなど聞いただけで気分が盛り上がりそうなバリエーションだとチラッと小耳にしました。
ホワイトデニム×白Tのオールホワイトにイエローの抱っこ紐…そんなママ友が待ち合わせ場所に突然きたらキュンとしそう♡なんて、春の装いを妄想しつつ、私も今からワクワクしています。
次回は【ピキママ抱っこ紐の使い方】。いちピキママユーザーとして、こんなシチュエーションでこう使える!など書いていけたらと思っています。
吉田
吉田なぎ沙

一般企業勤務傍ら、過去には雑誌Oggiのwebライター、現在は雑誌VERYの本誌ライターとして活躍。2歳双子の男の子ママ。海外での出産育児経験を通じ、国内外ブランドの抱っこ紐を計11本保持していたこともあるほど、ベビーグッズへのこだわりは人一倍。ファッションのみならず、最近湘南に建てた家や、サステイナブルなモノ選び目線など、彼女のライフスタイルにも注目が集まる。 Instagram @nagi711