【科学的根拠あり】抱っこしないと脳が萎縮する?
スキンシップ不足が子どもの脳に与える本当の影響
はじめに|「怒鳴ると脳が萎縮する」よりも、もっと大切なこと
最近よく聞く「怒鳴ると子どもの脳が萎縮する」という言葉。確かにこれは、半分は本当です。でも実はそれ以上に、もっと深刻な影響があることが、脳科学の研究から分かっています。
それは——スキンシップ不足(=抱っこされないこと)。
「怒らないかどうか」よりも、触れられているかどうかの方が、子どもの脳にははるかに大きな影響を与えます。
この記事では、科学的根拠をもとに以下のポイントを解説します。
- ✔ 抱っこと脳の発達の関係
- ✔ スキンシップ不足で起こること
- ✔ 今日からできる“脳を育てる抱っこ”
抱っこしないと脳は萎縮する?【科学的事実】
結論から言うと、スキンシップ不足は脳の発達に深刻な影響を与えることが、複数の研究で示されています。
スキンシップが少ないと減るホルモン
皮膚と皮膚の触れ合いが少ない子どもは、以下のホルモンが著しく少なくなることが分かっています。
- ノルアドレナリン
- オキシトシン
これらはストレス耐性や情緒の安定に関わるホルモンです。「やさしい声かけ」だけでは足りません。生身の温度・心拍・匂いを感じる接触が必要なのです。

【衝撃の研究】スキンシップと脳萎縮の関係
カナダの神経科学者 マイケル・ミーニー博士 の研究はとても有名です。
ラットの実験で分かったこと
- 親からたくさん触れられて育ったラット → ストレスに強い脳を持つ
- 生まれてすぐ引き離され、スキンシップが少なかったラット → 脳の重要部位が萎縮
具体的には、海馬(記憶・学習)や扁桃体(感情・不安)の神経細胞が減少し、学習能力やストレス耐性の低下が見られました。この状態は、人間で言えば虐待やネグレクトを受けた子どもの脳の状態に近いとされています。
怒らない育児より大事なこと
「怒ってはいけない」という話ではありません。どんなに意識していても、怒ってしまう日や余裕がなくなる日は必ずあります。
問題なのは“怒ったこと”ではなく、その後に“触れられているか”どうか。
科学が示す本当の優先順位
❌ 怒らないこと
⭕ 触れていること
怒鳴ったあとでも、抱きしめる、そっと背中をさする、膝の上に乗せるといった身体的な安心が、子どもの脳と神経を回復させます。
抱っこは甘やかしじゃない【育脳行動】
抱っこは愛情表現や愛着形成だけでなく、脳を物理的に育てる行為です。スキンシップによってストレスホルモンが下がり、安心ホルモンが分泌され、脳の神経回路が強化されます。これは乳児期だけでなく、幼児期・就学前までずっと有効だと言われています。


ピキママが伝えたいこと|愛着抱っこ育児™
怒らない完璧な親じゃなくていい。いつも余裕のある育児じゃなくていい。触れていれば、それでいい。
怒っちゃった日こそ、泣いた日こそ、ぎゅっと引き寄せて抱っこする。それが、子どもの脳を守り、心を育て、親子の関係を修復する、いちばんシンプルで科学的な育児です。
まとめ|抱っこは一生ものの脳の土台
- スキンシップ不足は脳の発達に影響する
- 抱っこは脳の回復と成長を促す
- 怒らないことより、触れることが大切
愛着抱っこ育児は、甘やかしじゃない。脳科学に基づいた“育脳”です。
今日も一日、うまくいかなくても大丈夫。抱っこできていれば、それだけで子どもの脳は育っています。