【勉強会開催レポート】一生の育児の土台を、みんなでつくろう♡ 第一回ピキママ勉強会を開催しました

【勉強会開催レポート】一生の育児の土台を、みんなでつくろう♡ 第一回ピキママ勉強会を開催しました

|投稿者:ピキママの育児

2026年7月9日(木)、第一回となる「ピキママ勉強会」をオンラインで開催しました。

今回集まってくださったのは、助産師さん、看護師さん、保育士さん、社会福祉士さん、育児支援に携わる方、そして子育て中のママなど、さまざまな立場の皆さま。

北海道から沖縄まで、全国からご参加いただきました♡


赤ちゃんの声が聞こえたり、寝かしつけや授乳をしながら耳を傾けてくださる方がいたり。

オンラインだからこそ、それぞれの暮らしの中から無理なくつながる、あたたかな時間になったと思います。


今回のテーマは、「一生の育児の土台を、みんなでつくろう」。


誰かから“正解”を教わるだけではなく、それぞれの経験や専門性を持ち寄りながら、「親子にとって心地よい支援とは何だろう?」を一緒に考える勉強会です。



事前アンケートから見えてきた、親子に本当に届けたいこと


勉強会の前半では、講師のPikimama アリシアが、参加者の皆さまにご回答いただいた事前アンケートをもとにお話しをさせていただきました。


アンケートに寄せられたのは、産後の急激なホルモン変化、愛着形成や声かけ、子どもの発達、夫婦やパートナーとの関係、そして「アフターバースプラン」など、幅広いテーマです。


「パパママ学級で本当に伝えたいこと」を整理したスライド

↑「パパママ学級で本当に伝えたいこと」を整理したスライド


授乳や睡眠、発達、声かけなど、子育てに役立つ知識はたくさんあります。

一方で、知識が増えるほど、思うようにできない自分を責めてしまうママやパパも少なくありません。

だからこそ、アリシアが「大切にしたい」と話したのは、知識の前にある“土台”。


「こうしなきゃ」ではなく、「どうしたらその親子が楽しく育児を続けられるか」を一緒に探していく。


子どもの個性、親のキャパシティ、家庭の事情は一つひとつ違います。

正しい方法を一方的に伝えるのではなく、そのご家庭が無理なく続けられ、安心や自信につながる方法を一緒に考えること。


それが、育児を支える上で欠かせない視点なのではないかと共有させていただきました。


「その家族が回る方法を一緒に探す」という考え方を伝えたスライド

↑「その家族が回る方法を一緒に探す」という考え方を伝えたスライド


これから親になる人へ、最初に届けたい3つのこと


当日のお話を通して、これから親になる方にまず届けたいこととして、次の3つが皆様からのご意見をまとめた結果、出てきました。


  • 産後は、気合いで乗り切る時期ではなく、回復と支援が必要な時期であること
  • 親が孤立しない仕組みを、妊娠中からつくっておくこと
  • 子どもの心の土台は、しつけより先に「安心できる関係」から育まれること


また、赤ちゃんが生まれた後の暮らしについて、夫婦や家族で具体的に話し合う機会は、まだ十分とはいえません。

そこで話題になったのが、アフターバースプランです。

産後のママの身体がどのように回復していくのか。家事や育児を誰がどのように担うのか。

つらくなったとき、どこに頼るのか。妊娠中から家族や支援者と一緒に考えておくことで、産後の「こんなはずじゃなかった」を少しでも減らせるかもしれません。


これから親になる人へ伝えたい3つのこと

↑これから親になる人へ伝えたい3つのこと
(リアルタイムでたくさんのコメントもいただきありがとうございました♡)


質疑応答では、現場と子育ての“リアル”が交差しました


後半は、参加者の皆さまと自由に意見を交わす対話の時間に♡

特に盛り上がったのは、支援する側の知識と、実際に親になって初めて分かる感覚との間にある“ギャップ”についてでした。

保育士として親子に寄り添ってきた方からは、自分自身が子育てを経験したことで、夜泣きのつらさや授乳を続けることの意味、何気ない言葉がママの心に与える影響を、以前より深く実感したというお話がありました。


支援者に悪気がなくても、「そろそろやめてもいいのでは?」「大丈夫ですか?」といった言葉が、余裕のないママには責められているように聞こえることがあります。


一方で、ママも「大丈夫ですか?」と尋ねられると、本当は大丈夫でなくても、つい「大丈夫です」と答えてしまうことがあります。


そのため、助けを求める言葉を待つだけではなく、「大丈夫ではないかもしれない」という前提で寄り添うこと、そして何げない会話ができる関係を日頃からつくることが大切だという意見が交わされました。


また、ベビーシッターとして家庭に関わった経験から、「子どもを見てもらえたことだけでなく、大人と何げない話ができたことで明るい気持ちになれた」と保護者から言われた、というエピソードも。


育児中は、気づけば子ども以外の人と話していなかったり、夫婦でさえゆっくり会話する時間が取れなかったりします。


誰かがそばに来て、一緒に子どもを見守り、ほんの少し言葉を交わす。それだけでも孤独がやわらぐことがあるのだと、改めて気づかされました。



親子を支えるためには、“支援者への支援”も欠かせない


もう一つ、大きなテーマとなったのが、支援者自身の心と働く環境です。

支援する人にも、体力や気持ちの余裕が必要です。助産師さん、看護師さん、保育士さんなどが安心して働ける環境があってこそ、親子にもより良いケアを届けられます。

勤務環境、心理的安全性、資格を生かした柔軟な働き方など、支援者を取り巻く課題についても、さまざまな立場から意見が寄せられました。

支援は、誰かが一方的に与え続けるものではありません。親子も、支援する人も、互いに安心して関われる“パートナーシップ”をつくること。その循環が、やさしい育児環境につながっていくのだと思います。


専門職や子育て中の参加者が意見を交わした様子


↑専門職や子育て中の参加者が意見を交わした様子
(プライバシー保護のため加工しています)


「助けて」と言わなくても、そこにいられる場所へ


今回の勉強会を通じて、私たちの中でも「支援」という言葉の捉え方が少し変わりました。

支援とは、困り切った人が「助けてください」と言ってから受けるものだけではなく、誰かと一緒にいられる場所、頼れる場所、ただそこにいるだけで少し安心できる場所でもあるのではないかと思います。

孤独な子育てをなくすためには、ママやパパに「もっと頼って」と伝えるだけでは足りません。頼ることへの罪悪感を減らし、困る前からつながり、言葉にできない気持ちも受け止められる関係を、地域や職種を越えてつくる必要があります。



第二回勉強会に向けて見えてきたこと


第一回を終えて、次回につながるたくさんのアイデアも生まれました。

その一つが、参加者それぞれの経験や専門知識を持ち寄り、Pikimama勉強会オリジナルのアフターバースプランを考えることです。

夫婦や家族で産後の生活を具体的に想像し、必要な支援先まで一緒に整理できるものになれば、これから親になる方にとって心強い道しるべになるはずです。

また、次回は事前に「みんなに聞いてみたいこと」「現場で一緒に考えたい課題」を募集し、それをもとにアンケートや対話のテーマを組み立てていく案も出ました。

専門分野が違うからこそ、一人では見えなかった課題に気づき、新しい支援の形を考えられる。今回の勉強会は、その可能性を実感できる時間になりました。



Pikimamaがこれからできること


Pikimamaは、抱っこ紐をお届けするだけのブランドではありません。

抱っこや愛着形成、産後の心と身体、親子のコミュニケーションについて分かりやすく発信しながら、ママやパパと、親子を支える専門職の方々をつなぐ存在でありたいと考えています。

これからも勉強会や対話の場を通して、現場の声と子育て家庭のリアルな気持ちを受け取り、妊娠期から産後、その先の育児まで切れ目なく支えられる活動を少しずつ形にしていきます。

育児に、たった一つの正解はありません。

だからこそ、立場や職種を越えて知恵を持ち寄り、親子も支援者も、誰ひとり孤立しない子育ての土台をみんなでつくっていけたらと思います。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました♡


勉強会終了時のスライド

↑勉強会終了時のスライド

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🍼 第二回勉強会情報♡

支える人も、支えられる人も。みんなで考える「産後の暮らし」♡ 発達・お産・育児の専門家勉強会 ― 第二回ピキママ勉強会 ―

2026年9月29日(火)、助産師・看護師・保育士など、親子支援に携わる方を対象とした「第2回Pikimama勉強会」をオンラインで開催します。

今回のテーマは、「専門職のセルフケア」と「アフターバースプラン」。支える側が自分自身を大切にすることや、“ママだけが頑張る産後”にしないための準備・支援について、参加者の皆さまと一緒に考えます。

画面OFF・聞くだけでのご参加も大歓迎です。職種を越えて知識や経験を持ち寄り、親子に届けられる選択肢を増やしてみませんか?

参加費は無料です。詳しい内容やお申し込み方法は、イベントページをご覧ください。

 

🍼 Pikimamaスリングで、もっと抱っこしたくなる♡

感情があふれて子どもに強く当たってしまった日も、寄り添い直す温もりがあれば、何度でも関係は繋ぎ直すことができます。

「さっきはごめんね」と言ってギュッと抱きしめるその瞬間、親子の身体と心を優しく包み込み、言葉を超えた安心感を伝えてくれるのがPikimamaスリングです。

独自の密着フィット設計で肩や腰への負担をしっかりと軽減し、抱っこする親自身の身体にも「ホッとするゆとり」をもたらします。「抱っこが気持ち良すぎて、もっと抱っこしたくなる〜♡」という心地よさは、新生児から16kg(4歳頃)まで長く使え、どんな時でも「ここは安全で温かい場所なんだ」と子どもが実感できる「安心基地」を築いてくれます。

完璧じゃなくても大丈夫。毎日の抱っこの温もりを通して、「何度でもやり直せる」温かな絆を育んでいきませんか☺︎


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