アメとムチ育児は正しい?内的・外的モチベーションから考える子育ての声かけ
こんにちは。
ピキママのアリシアです☺︎
今日は育児でついつい言っちゃう
「ベビーカー乗ったらグミあげる」
「宿題しないならテレビなしだよ!」
という、アメとムチ・・・恐喝&報酬の育児のお話をします。
まず大前提で言いたいのは、私もこれ言っちゃいます。笑
どうしても急いで家出ないといけない時や、外出時の賄賂用に飴仕込んだりw
時と場合やその月齢でどうしても、そうした方が簡単なことが多いから!
でも基本的には、しないことを心がけています。
内的モチベーションと外的モチベーションの違い
その理由としては、
『子供に正しいからする・間違っているからしない』
を覚えて欲しいからです。
人のやる気には、内的モチベーションと外的モチベーションがあります。
内的モチベーションでは、仕事や活動に対する興味を楽しみ、達成感といった内面的なやりがいを感じます。
外的モチベーションでは報酬や承認を求める、外的欲求が強いモチベーションのことを言います。
恐喝と報酬で声掛けを頻繁にしてしまうと、子供が色々な物事に取り組む際に、外的な報酬や承認を求める外的モチベーションが育ってしまいます。
そうすると、自分に利点がないことなどをする意欲が下がってしまいます。
モチベーションに関する実験から学ぶ
例えば、とある研究では
子供達を3つのグループに分けて、1つ目のグループには「この絵を描いてくれたら報酬をあげる」、2つ目のグループには「この絵を描いて」と言った後に報酬をあげて、3つ目のグループには報酬はなく「絵を描いて」とだけ言いました。
この3つのグループの中で、唯一子どもたちが絵を描かなくなってしまったのが、1つ目の報酬を約束していたグループでした。
この研究では、外的モチベーションが増えたグループよりも、絵を描くことが楽しいと思えた内的モチベーションが増えたグループの方が、長期にわたって絵を描くことを楽しめたと言われています。
これだけ聞くと、「絶対内的モチベーションだけがいいじゃん!」と思うかもしれませんが、
実は世の中の『成功者』はこの両方のバランスが取れた人です。
わたしが意識している育児の声かけ
だから私は、
報酬なしで子供にはまずは何事もする楽しみを教えていきたいな、でもそれをすることによって外的な利点もついてくるよ。
という、研究で言うところの2つ目グループの方式がいいかなと思っています。
そして悪いことに関しては、何よりも善悪をしっかりと教えて。
大きくなってきたタイミングで「悪いことをすると罰がついてくる」という流れを理解していってもらうのが良いのかな?と思うようにしています。
このことについては、Youtubeでもお話ししているので、時間があるときにぜひチェックしてみてね♡