保育園に預けると愛着は育たない?それ、科学的には「逆」です
ピキママでも何度か「保育園に預けたら、愛着が育たなくなるのかな…」「ママにベッタリにならない為にも保育園に行く前に抱っこやおっぱいやめた方がいいのかな」と相談が来たことがあります。
初めての登園。泣きながら「ママがいい」と手を伸ばす我が子を見て、胸がギュッと苦しくなった経験はありませんか?
- 甘やかしすぎた?
- 抱っこしすぎた?
- ママに依存させてしまった?
でも実はその不安、心配いりません。
結論:保育園に行くから愛着が薄れるのではない、保育園に行くために愛着行動を控える必要もない
愛着が育っている子ほど、保育園でも安心できる
心理学・発達科学の研究では、「家庭でたくさん抱っこされて育った子ほど、ママ以外の大人からの抱っこでも安心しやすい」ことがわかっています。

ある研究では、保育園で「保育士さんに抱っこされる前」と「抱っこされた後」の2回、子どもの体温をサーモグラフィーで測定しました。すると――
体温が上がったのは
家庭でたくさん抱っこされていた子どもだけ
体温の上昇は、「安心感」「心理的な温かさ」と深く関係しています。つまり、抱っこ=安心が体にしっかり刻まれている子ほど、ママ以外の人の腕の中でも「大丈夫」「安全」を感じられるのです。
「ママがいい!」と泣く登園は、甘やかしではない
登園時に泣くと、「甘やかしすぎたのかな」と思ってしまいがちですが、これは真逆のサイン。
- ママが安心基地として存在している
- 愛着対象をしっかり認識できている
からこそ、「ママがいい」と感情を出せるのです。これは依存ではありません。
抱っこ=依存ではない
抱っこ=人を信頼する土台
よくある誤解がこれです。
❌ 抱っこしすぎると依存する
⭕ 抱っこされた経験が、人を信頼する力を育てる
幼少期に十分なスキンシップを受けた子は、大人になってから人間関係を築きやすい、感情を抑え込みすぎない、助けを求めることができると言われています。「甘えられた経験」があるからこそ、自立できる。これが愛着理論の基本です。

保育園に行くから愛着が壊れるわけじゃない
愛着があるから、世界に出ていける
保育園は、ママの代わりになる場所ではありません。ママとの愛着を土台にして、「他者との関係」を広げていく場所。だからこそ、「朝は泣くけれど日中は意外と落ち着いて過ごせる」という子がとても多いのです。
愛着を育てるいちばんシンプルな方法は「抱っこ」
特別なことはいりません。「抱っこする」「触れる」「体温を感じる」この繰り返しが、赤ちゃんの脳と心に「私は守られている」という感覚を刻みます。
愛着抱っこ育児™︎という選択
抱っこの利点は、「今」だけではありません。将来、人を信じる力、社会で生きる力、自分を大切にできる力…その土台をつくる行為です。
保育園に預けることで愛着が減ることも、罪悪感を感じることもありません。むしろ、愛着を育てているからこそ安心して預けられている。
今日もお仕事へ向かうママへ。罪悪感じゃなく、誇りを。愛着抱っこ育児で、母も子も社会とつながっていこう。