【Pikimamaブログ】「いい子」に育てると危ない理由 ― 子どもが失いやすいのは、「自分らしさ」かもしれません。 ―

【Pikimamaブログ】「いい子」に育てると危ない理由 ― 子どもが失いやすいのは、「自分らしさ」かもしれません。 ―

|投稿者:ピキママの育児

「いい子」に育てると危ない理由

子どもが失いやすいのは、「自分らしさ」かもしれません。

「いい子に育ってほしい。」

きっと多くの親が、一度はそう願ったことがあると思います。

ちゃんと挨拶ができる。

空気が読める。

迷惑をかけない。

周りと仲良くできる。

もちろん、それは悪いことではありません。

社会の中で生きていくために、とても大切な力です。

でも今日は、少しだけ違う視点からお話ししたいと思います。

「いい子」であることを最優先にすると、子どもは自分の気持ちを見失いやすくなることがあります。


私が子育てで大切にしたい順番

子育てでは、

協調性・自立心・自己肯定感

この3つが大切だと言われます。

私もその通りだと思います。

でも、私は発達心理学や愛着理論を学ぶ中で、

順番がとても大切だと感じています。

私が大切にしたい順番は、

安心感 → 自己肯定感 → 自立心 → 協調性です。


協調性を一番にすると、「いい子」にはなれる

協調性を先に育てると、

周りに合わせられる子になります。

空気も読めます。

先生からも、

「いい子ですね。」

と言われるかもしれません。

でも、その一方で、

「本当はどうしたい?」

「何が好き?」

「何が嫌?」

そんな自分の気持ちが分からなくなってしまう子もいます。

怒られないように。

迷惑をかけないように。

嫌われないように。

いつも周りを優先しているうちに、

「私はどうしたいんだろう。」

という感覚が薄れてしまうのです。


自立だけを急いでも苦しくなることがある

では、自立心を最優先にすればいいのでしょうか。

実は、それも少し違います。

自分で決める。

挑戦する。

一人で行動できる。

どれも素晴らしい力です。

でも、その土台に

「私はそのままで大丈夫。」

という感覚がないと、

失敗した時に、

「自分には価値がない。」

と感じやすくなります。

助けを求めることも苦手になります。

外から見るとしっかりしていても、

心の中では、とても苦しい子も少なくありません。


最初に育てたいのは「安心できる自分」

私が一番大切だと思うのは、

自己肯定感です。

ただし、ここでいう自己肯定感は、

「何でもできる。」

という自信ではありません。

特別じゃなくてもいい。

完璧じゃなくてもいい。

失敗してもいい。

頑張れない日があってもいい。

「そのままの自分でも大丈夫。」

そう思える感覚です。

そして、その自己肯定感は、

親との関わりの中で育つ安心感から生まれていきます。

安心できる場所がある。

否定されない人がいる。

失敗しても戻れる居場所がある。

その経験が、

「私は大丈夫。」

という土台になります。


自己肯定感は、その後のすべてにつながる

安心できる土台がある子は、

挑戦できます。

失敗しても立ち直れます。

助けを求められます。

自分で選べます。

そして、自分を大切にできる人は、

相手のことも大切にできます。

だから結果として、

自立心も、

協調性も、

あとから自然と育っていくのです。


「いい子」ではなく、「自分を大切にできる子」

目指したいのは、「いい子」ではありません。

嫌な時に、「嫌だ。」と言える子。

困った時に、「助けて。」と言える子。

好きなものを、「好き。」と言える子。

失敗しても、自分を責め続けない子。

そんなふうに、自分を大切にできる子です。

その上で、周りと協力して社会の中を生き抜いていく術を覚えていって欲しいと思っています。


子どもを強くするのは「安心」


親の役目は、

子どもを完璧にコントロールすることではありません。

子どもが安心して帰ってこられる場所になることです。

否定されない場所。

失敗しても戻れる場所。

ありのままの自分でいても大丈夫だと思える場所。

その土台がある子は、簡単には折れません。

子どもを本当に強くするのは、

「正しさ」ではなく、「安心」です。

だから私は、

「いい子」に育てることよりも、自分を大切にできる子を育てたい。

そんな子はきっと、自分も、人も、大切にしながら、しなやかに生きていけると信じています。


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